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食中毒が増えてくるシーズンになってきました

今回のご案内は「食中毒について」でございますが、
弊社で購読をしております食品衛生研究2020年10月号及び
日本食品微生物学会雑誌第37巻第3号に興味深い記事がございましたので、
一部共有させていただきたいと発信をさせていただきます。

 

まず、2019年の食中毒の発生件数・患者数の月別推移が下記になります。

※厚生労働省調べ
12月~3月までが実は、事件数・患者数が多いことが分かります。

 

では、その原因ですが、下記が病因物質別の内訳になります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ノロウイルスが患者数としては圧倒的に多く、
その流行が10月-3月となるため、例年上記のようなグラフになるところでございます。
また、発生件数としては、アニサキスやカンピロバクターが上位となっております。

 

【ノロウイルス対策について】
こちら日本食品微生物学会雑誌の記事の要旨でございますが、
・ノロウイルスが一般的に認知されたのは、2005年の広島県福山市の
 高齢者施設での死亡事故からであって、実質約15年程度の歴史しかないこと。
・食中毒菌に対して、先人たちが千思万考の末に得た知恵である、
 食中毒予防の三原則(つけない、増やさない、やっつける)がウイルスにおいては
 当てはまらない部分が多い。
 -つけない ⇒ 対策効果〇 しかしながら、微量でも感染する
 -増やさない ⇒ 対策効果× 食品中では増えないので無意味
 -やっつける ⇒ 対策効果△ 加熱後に汚染工程がある可能性がある
・したがって、基本的には「つけない」と言う対策の徹底しか、
 抜本的な方法はないところではあるが、ウイルスに対応した
 予防四原則(持ち込まない、ひろげない、つけない、やっつける)
 今後、工夫や技術的な改善が進む余地がある為、しっかり情報収集をし、
 どんどんと対策方法が確立されていくことを期待している。
とありました。難しいからこそ、患者数が多い訳ではありますが、
その難しさを理解し、日々意識をすることの重要性を改めて感じました。

 

【食肉販売業・魚介類販売業のふき取り検査結果について】
こちら食品衛生研究の記事の要旨でございますが、
食中毒菌の検出及びある一定以上の一般生菌数の値を越えたものを要注意として、
 プレハブ冷蔵庫複数個所のふき取り検査をいくつかの企業に数回程度行った結果、
冷蔵庫内の取っ手の要注意率も高く推移したこと
・プレハブ冷蔵庫内の床については、要注意率が極めて高いこと
・プレハブ冷蔵庫内の棚についても、要注意率が高かったこと
共通して、段ボールからの要注意率が飛び抜けていたこと
 が分かった。
要注意率が低い設備においては、年二回の庫内全体清掃や
 そのマニュアルが徹底しており、食品のむき出し保管禁止や、
 区分しての保管、食品を直接床に置かない、等が規定され、厳密に守られていた。
とありました。
あくまで、食肉、魚介類を専門で扱っている設備からの検出率ですので、
高いことは当然なのですが、その上でも段ボールが更に高いこと
基本的な対策を徹底することで、そのリスクも縮小化できる結果見てとれました。

 

弊社におきましてもノロウイルス等の各種検便対応や、加工現場等でのふき取り検査、
定期的な製品検査を承っております。また手洗いチェッカー等を用いて、従業員の方々への
衛生講習会も行っておりますので、一年に一度でも流行シーズンに合わせて、
衛生状況の確認等をされたいと言うご要望がございましたら、お気軽にお声がけくださいませ。
日々、安心・安全で美味しいものをお届けできる環境づくりを、弊社も共に考えさせて
いただけますと幸いです。

 

大変長文でございましたが、御覧をいただきまして、誠にありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願い致します。

 

その他、食品以外にも各種検査を行っております。
お気軽にご相談下さいませ。

 

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